地下室オーディオルームに自分でフローリングを施工してみて2年半が経ちました。
施工の様子は当時の記事に書いてありますが、施工前から心配していたのは鉄筋コンクリートのスラブ構造の上に、無垢板のフローリング材を直貼り施工して問題が起こらないだろうか、というポイントでした。
特に、季節によっては湿気が多くなるかもしれない地下室なので、湿度による伸縮が起こりやすい無垢板を使って、板の伸び縮みで突き上げが起こったりしないだろうか、ということを心配していました。
地下室オーディオルームに自分でフローリングを施工してみて2年半が経ちました。
施工の様子は当時の記事に書いてありますが、施工前から心配していたのは鉄筋コンクリートのスラブ構造の上に、無垢板のフローリング材を直貼り施工して問題が起こらないだろうか、というポイントでした。
特に、季節によっては湿気が多くなるかもしれない地下室なので、湿度による伸縮が起こりやすい無垢板を使って、板の伸び縮みで突き上げが起こったりしないだろうか、ということを心配していました。
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子供部屋の壁に本棚を作り付けにしました。
地下室の壁全面を棚にするのは IKEA の Expedit シリーズを活用しましたが、今回は店舗のディスプレイ棚なんかによく使われているスチールの棚柱と棚受け金具に、裸のSPF材の棚板で DIY です。
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プロジェクターを天吊りにしました。
石膏ボードとソーラトンを貼る前の天井の様子。補強材が見える。 |
地下オーディオルームの天井は、梁の間を吸音用のグラスウールで埋めて、梁の上に音パットを挟んで石膏ボード、その上の天井表面に岩綿吸音天井板のソーラトンが張ってあります。
石膏ボードとソーラトンではプロジェクターを吊せる強度がないので、プロジェクターの位置あたりだけ、厚さ5センチぐらいの角材を敷き詰めて補強しておいてもらいました。この角材にプロジェクターを吊る金具をコーススレッド(木ねじと3寸釘のあいのこみたいなやつ。トンカチで打ち付ける代わりにインパクトドライバでねじ込みます)か何かで取り付ければいいと思っていました。
天吊り金具は、韓国のEXZENというメーカーが作っているシンプルで強そうなものを見つけました。たいていのプロジェクターに合わせることができ、25Kgの重さのプロジェクターまでOK。検討しているプロジェクターはたかだか10Kgぐらいなので楽勝。
しかも、この金具、eBayで30ドル以下。日本でも楽天などで5000円ちょっとで手に入ります。
ところが、某オーディオ評論家の友人がプロジェクターを買い替えるので、お下がりを安価で譲ってくれることになり、期せずしてソニーの VPL-VW200 という本格的なプロジェクターを吊すことになりました。本格的なのはいいのですが、重量約20Kg。そんな重たいものを木ねじの親玉ぐらいのもので止めておいて大丈夫な気がしません。
心配になって調べてみたのですが、コーススレッドねじの引き抜き強度とか、ネジのアタマの強度とかの資料がみつかりません。
友人の建築家に言わせると、地震の揺れなどを考えると、横方向に1G(つまり、自重と同じ20Kg重)の力が掛かっても大丈夫なようにブレース材をつけるか鋼材で止めろ、と言います。
こんなことなら、最初から天井にアンカーボルトを出しておいてもらえばよかったと思っても後の祭りです。
さて、どうしよう。
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住宅ローン控除を受けるために確定申告の書類を準備しています。
長期優良住宅の認定を受けた建物なので、ローン残高の1.2%、最大60万円がこれから10年間所得税から控除されます。これは大きい。
しかし、申告のためには、申告書の他に提出する書類がいくつもあります。
認定通知書というのは、長期優良住宅の申請書類の中に入っていたので、それをコピーすればよかったのですが、住宅用家屋証明書とか認定長期優良住宅建築証明書は、入っていません。で、調べてみました。
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この家を建てている間、毎朝のジョギングのときに、いつも同じ場所から同じようなアングルで建築現場の写真を撮ってためておいたのですが、それをつないでビデオにしてみました。
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地下室を作ると決めてから気になっていたことで、またよく尋ねられるポイントのひとつ。湿気のこと。
住み始めて2ヶ月ちょっとになりますが、今のところまったく問題ないです。
地下の2部屋のうち、ドライエリアがある部屋にはルームドライヤーが設置されていますが、オーディオルームにしている部屋はドライエリアの開口もなく、施工中もシナベニヤの壁の一部にうっすらとカビが生えていたりしたので、ちょっと心配して除湿器を動かし続けてみました。ところが、除湿器に水がたまったのは最初の2週間ぐらいまでで、その後は雨が3、4日続いた日もあったのですが水はほとんど出ず、むしろ乾燥しすぎでフローリングの反りを心配するぐらいです。
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地下の書斎兼作業部屋、ミニドライエリアがある壁2面に沿ってL字型に作業台のような机を置くことにしました。
最初はIKEAのVIKAというシリーズの中でも一番安いVIKA AMONというテーブルトップにVIKA CURRYという脚をつけたもの(こんなやつ)を考えていたのですが、テーブルトップが例のIKEAお得意の中空ボード(前の記事参照)で、工作台としてはちょっと頼りないし、質感も安っぽい(いや、実際安いんですが)。
VIKA CURRYの組み立て説明書を見ていると、この1本400円の脚は板厚が24ミリ以上ある板なら何でも使えることに気がつきました。そこで方針変更。集成材の白木の板に、VIKA CURRYを取り付けて、無垢のテーブルを作ることにしました。
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先日、IKEAのExpedit(エクスペディート)という本棚というかディスプレイ棚を天井まで壁いっぱいに積んだ(記事参照)のですが、そのとき気づいた注意事項などを少々。
Expeditに限らずIKEAの家具は総じてとても重たいです。高さと幅が159センチの4×4マスのやつで60kgぐらい、5×5マスのやつだと90kgぐらいあるらしい。
このぐらいになると、買って帰るときにクルマに積み込むのも、平置きで組み立てた後にできあがった棚を起こして立ち上げるのも、一人だとちょっと(かなり)つらい。
そして、なによりも、これだけ地震がある国でこんなに重たくて背が高い家具を壁に固定しないで使うのは、文字通り自殺行為です。
IKEAの商品紹介ページにも
付属の壁用固定具で家具を壁に固定してください
壁面の材質によって異なるネジが必要です。取り付け壁面に適したネジを使用してください(商品には含まれていません)
本製品の組み立て作業は、2人で行ってください。
と、しつこく書いてあります。
というわけで、Expeditを壁に固定する方法。
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漆喰を塗り終わった地下書斎の壁。一面に天井まで本棚を作りたいと思っていました。
施工中に大工仕事で作ってもらうのはコストが高すぎてあっさり断念。
自分で清く正しい本棚(三六合板から箱の外形と棚板を切り出して組み立てる本格的な棚)か、もっと簡単にハンガリー式本棚(縦に長い支柱を壁の中の間柱にねじで固定して、支柱に切り込んだ溝に棚板をはめ込むオープンな棚)を作ることも考えていたのですが、床張りと壁塗りで少々大工仕事疲れ。既製品でお茶を濁しました。
IKEAのExpedit(エクスペディート)というシリーズが天井までの高さにほぼぴったり収まりそうだったので、クルマに積んで持って帰ってきて組み立てました。小一時間で壁半分できあがり。
夜、家に帰ってからの時間で少しずつ塗ってきた地下室書斎の壁の漆喰、やっと全部塗り終わりました。
乾いた面から家具を設置して、ようやく本格的に荷ほどきが始められます。
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