地下室オーディオルームに自分でフローリングを施工してみて2年半が経ちました。
施工の様子は当時の記事に書いてありますが、施工前から心配していたのは鉄筋コンクリートのスラブ構造の上に、無垢板のフローリング材を直貼り施工して問題が起こらないだろうか、というポイントでした。
特に、季節によっては湿気が多くなるかもしれない地下室なので、湿度による伸縮が起こりやすい無垢板を使って、板の伸び縮みで突き上げが起こったりしないだろうか、ということを心配していました。
施工から2年半経って、結果は
まったくなにも問題ない
でした。
上の写真でもわかるように、ひどく伸縮しても大丈夫なように、板と板の間を1ミリ以上空けて、かなりスカスカに施工したのですが、まったく杞憂でした。特に長手方向はもっとたたき込んで、びっしり間を詰めてもまったくOKだったはず。
ちなみに、施工条件をおさらいしておきますと、
- 地下室の床はRCスラブの上にセルフレベリング
- 床のコンクリートを打ったのが5月末(当時の記事)で、その後上物を作って、フローリングを施工したのが10月アタマ(当時の記事)
- フローリング材はケンパスの無垢板。直貼り用として厚さ13ミリに本実加工(四方サネ付きのエンドマッチ)したものの裏に、カルプのクッションを貼ってあるもの
- コンクリートの上にエポキシ系接着剤(コニシE350R)で直貼り
というもの。
今後、地下室に無垢板のフローリングをご検討の方のご参考になれば。