子供部屋の壁に本棚を作り付けにしました。
地下室の壁全面を棚にするのは IKEA の Expedit シリーズを活用しましたが、今回は店舗のディスプレイ棚なんかによく使われているスチールの棚柱と棚受け金具に、裸のSPF材の棚板で DIY です。
棚柱と棚受けは、ロイヤルという国産のものと、LAMP というドイツ製のものがメジャーなようです。
ロイヤルは、ホームセンターなどにも在庫しているところが多いので、入手が簡単で、後から棚受けをちょっと追加したいなどという時にも便利。
一方の LAMP は、比較的安価でロイヤルよりも屈強なイメージ。
どちらも定評があり、今後の入手も安定していると思いますので、ご都合とお好みで選んでいいと思いますが、今回は LAMP のもの。壁のクロスに合わせて白いものを、楽天市場の金森金物店で購入しました。
10000型という、1495ミリの棚柱2本と、10105型という幅250ミリの棚板に合う棚受けを8個。合わせて3,000円ぐらい。
棚板はいわゆる「ワンバイ材」の 1x10 サイズ。厚さ19ミリ、幅235ミリ。ホームセンターなんかで売ってます。長さ6フィート(1828ミリ)で800円ぐらい。これを4枚。
まず、棚柱を固定するために、壁の中のスタッド(間柱)の場所を探ります。おなじみ、スタッドセンサーで一発。
ツーバイフォー(正確にはツーバイシックス)の建物なので、スタッドの間隔は406ミリですが、6フィートの棚板を端で支えるために4スパン分=1624ミリ間隔で棚柱を取り付けます。
棚柱を取り付けるねじは、棚柱の厚さ12ミリに石膏ボードが12.5ミリか15ミリで、その先の間柱にしっかり締め付けるために、M3.8x51のコーススレッドねじを使いました。
棚柱の色に合わせてアタマを白くします。塗装済みのものも売っていますが結構割高なので、手持ちのネジをダンボールに並べて刺して、アタマに白いペイントをスプレーして、ドライヤーで一気に乾燥、焼き付けます。
間柱の真ん中あたりに棚柱を仮留め。オモリをつるした水糸で垂直になっていることを確認。
棚柱の下端は、巾木の上に乗っかる位置にして、左右の高さを揃えつつ、荷重を分散。
固定位置が決まったら、一番上、一番下、真ん中の順番で、インパクトドライバを使ってネジを締め込みます。
棚柱のできあがりは、こんな様子。
石膏ボードの上から取り付けているので棚柱が出っ張っていますが、壁の施工と同時に取付をお願いしておけば、棚柱の幅だけ石膏ボードを切り欠いて、棚柱を間柱に直接締め付けるようにして、棚柱と石膏ボードのツラが合うように埋め込んでおいてもらうこともできそうです。
棚柱ができたら、棚受けの位置を決めて、ゴムハンマーでしっかり叩き込みます。
ロイヤルの製品は棚受けを打ち込まず、緩いまま棚板を乗せるようですが、LAMP の場合はしっかり叩いて固定する作りです。
これで耐荷重は1本あたり60Kg。棚板1枚あたり120Kg。
できあがったら、棚板を乗せて、できあがり。
簡単ですよ。