床張り職人ごっこに続いて、左官屋さんごっこです。
予算削減のため(笑)、地下のオーディオルームと書斎の床をアンフィニッシュにしてもらって自分でフローリングしたわけですが、書斎の方は壁もアンフィニッシュのままです。アンフィニッシュと言ってもRC打ちっ放しというわけではなく、石膏ボードを打ち付けて、ボードの目地をパテで埋めるところまではやっていただいていて、あとは壁紙クロスを貼るだけ、というところで止めてもらっています。
この上に、珪藻土の壁材を自分で塗ろうというたくらみだったのですが、いろいろ調べているうちに、流行り物っぽい珪藻土ではなく、オーソドックスに漆喰を塗ることにしました。
漆喰は、安くて、素人でも塗りやすく、耐久性が強そうな、ロイヤル通販の練り済み漆喰。ベストセラーらしいです。
練ったものが袋詰めされて送られてくるので、自分で練る必要がないというのが、なんといってもうれしい。
買ったままの状態で数ヶ月は保存できるそうなので、フローリング材を届けてもらった日に合わせて着荷するように注文しておきました。
さて、道具の準備から。
左官ごては近所のホームセンターで売っていたうま〜くヌレール用こてという樹脂製のやつ。こてが適度にしなるので、素人でも塗りやすい。
コテ板は買うとけっこういい値段なので自分で作りました。ホームセンターで買ってきたベニヤ板の端切れ(30cm×40cmぐらい)の裏に適当な角材を打ち付けて5分でできあがり。材料費200円ぐらい。
100均のプラスチックちりとりをこて板がわりにするという手もあるらしいですけど、ちりとりの柄を逆手に持って漆喰を練るのはどうにもくたびれそうなので却下。
道具が揃ったら下ごしらえ。
壁の石膏ボードの下地は目地止めまで終わっているのでなにもしなくてOK。
壁が床と接するところに貼り付ける巾木だけは職人さんに切ってもらうようにお願いしてあったので、それを取り付けて、カクシ釘で固定します。
そして、巾木や回り縁などの建具と壁が接するところは、漆喰を塗る厚さだけを残してマスキングテープを貼ります。
これ、面倒な作業ですが、マスキングのできが仕上がりを大きく左右するので、面倒くさがらずに一気にやってしまいます。
壁を塗っていると、どうしてもぽたぽたと漆喰が床に落ちて、気がつくとそこら中が白くなってしまうので、床もダンボールや新聞紙などで養生します。
養生テープに1メートル幅ぐらいのビニールシートがくっついたマスカーテープというのをホームセンターの塗装用品売り場なんかで買ってきても可。一見したところ数センチ幅の透明テープですが、この透明部分のシートがびろびろっと伸びて1メートルぐらいまで広がります。
養生がすんだら、塗り作業。
漆喰を袋ごと外からよく揉んでなめらかに柔らかくします。マヨネーズぐらいの堅さになったら、袋の口を切ってこて板の上に漆喰を適量出して、コテで細かい粒をつぶすようにこねる。
そして、畳1畳分ぐらいの広さを0.1ミリぐらいの薄さでしごき塗り。塗り終わったころには最初のほうが乾き始めているので、その上から1ミリ弱の仕上げ塗り。
おそるおそる、引き戸の裏に隠れる戸袋裏あたりから塗り始めてみました。
最初はちょっと勝手がつかめず、塗りムラやデコボコができて何度かやり直しましたが、1畳分ぐらい塗り終わる頃にはこつがつかめて、スムーズに塗れて、塗るスピードも上がってきました。
所詮、素人仕事なので、プロの左官屋さんのようなすべすべの仕上がりは期待するべくもありませんが、素人らしくこて跡を残して大きなストロークで塗っていくと、それはそれで十分満足出来る仕上がりになります。
夜遅かったので、畳2枚分塗ったところで本日は終了。これからしばらく夜中の壁塗りです。
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