なんちゃって石井式のオーディオルームですが、床の作りも石井先生の教えに忠実に、カチカチの固い床を作ります。
床のベースは地下室の駆体を作っている鉄筋コンクリートのスラブ。その上にセルフレベリング材を流して固めて、床の不陸(ふろく。デコボコのこと)をならしてありますから、その上に直貼りできるフローリング材を貼っていきます。
直貼りできるフローリング材の選択は以前書いた記事でも悩んでいたのですが、千葉の以奈場木材さんが扱っている直貼り用のケンパス、無垢の一枚板にしました。
ケンパスというのはマメ科の南洋材で、線路の枕木なんかに使われる素材。固くて比重が重いので振動を抑える効果は抜群。湿度による伸縮もそんなに大きくないので、湿度の影響が未知数の地下室の直貼りでもちょっと安心。見た目は少しカリンに似ていますが、カリンよりグッとお安く、特価ですが平米あたり5000円以下という、超お手頃価格がうれしい。
さて、素人がフローリングに初挑戦です。