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過去記事一覧/9�� 2011

吸音壁に施工ミスが!

トラブル発生です。

ちょっと前の記事に書いた、石井式「風」リスニングルームの吸音壁
記事を書きながら、なんで壁の後ろに横一文字に並んでいるはずの横胴縁が開口部から見えていないんだろうと不思議に思って、確認してみたら、なんと横胴縁ではなく縦胴縁を作っていたことが発覚。
つまり、開口部から入った音は横に吸収されずに、すぐに縦胴縁で遮られてしまう構造。これじゃ、まったく意味がありません。

本当なら、壁をはがして胴縁から作り直してもらいたいところですが、それだと大工事。次善の策として、開口部と開口部の間の部分の壁を鋸で切って外し、大きく開けた穴から縦胴縁を外し、横胴縁を入れ直してから、外した部分の壁をはめ込み直すという改修をしてもらうことに。

せっかく綺麗に仕上がっている目透かし張りのシナベニヤの壁が鋸目だらけでつぎはぎになるのが残念。泣きたいです…

石井式風リスニングルームの吸音壁

オーディオルームの壁は、反射面と吸音面が交互に並んだような配置にしてあります。松下電器で長年スピーカーシステムやアンプを設計してきた石井伸一郎さん石井式リスニングルームの作り方を参考にしました。

反射壁は12.5ミリ厚の石膏ボード2枚を目違い貼りにした上にシナベニヤを目透かし貼りしたもの。吸音用の穴があけてあります。開口部から入った音を反射壁の裏のグラスウール層に回り込ませて吸音するしくみです。

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吊り天井と音パット

地下室は天井高があまり取れないので、床面と天井の間の反響音による定在波が心配です。そこで(これで正しいのかどうか、不安はありますが)天井面には日東紡から吉野石膏に営業譲渡されたロックウール化粧吸音板のソーラトンと石膏ボードを全体的に二重貼り、ところどころに開口部を作ってその上に張り詰めたグラスウールに吸音させるようにして、デッドに仕上げました。擬似的に天井高を高くしたような効果を狙っています。

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巻き上げスクリーン用の垂れ壁

地下の小さなオーディオルームの壁際には、プロジェクター用の巻き上げスクリーンを取り付けるスペースを作りました。

天井の中にスクリーンボックスを埋め込んで、スクリーンの投影面を天井いっぱいまで取れるようにすることも考えたのですが

  1. ちょうどこの位置が1階の排水管などの関係で下がり天井になっている
  2. 天井にスクリーンボックスを埋め込むと、その部分の吸音材が少なくなるので、音が抜けやすくなる

という理由で、天井の面から下に20センチ程度の垂れ壁をつけてもらいました。

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