トラブル発生です。
ちょっと前の記事に書いた、石井式「風」リスニングルームの吸音壁。
記事を書きながら、なんで壁の後ろに横一文字に並んでいるはずの横胴縁が開口部から見えていないんだろうと不思議に思って、確認してみたら、なんと横胴縁ではなく縦胴縁を作っていたことが発覚。
つまり、開口部から入った音は横に吸収されずに、すぐに縦胴縁で遮られてしまう構造。これじゃ、まったく意味がありません。
本当なら、壁をはがして胴縁から作り直してもらいたいところですが、それだと大工事。次善の策として、開口部と開口部の間の部分の壁を鋸で切って外し、大きく開けた穴から縦胴縁を外し、横胴縁を入れ直してから、外した部分の壁をはめ込み直すという改修をしてもらうことに。
せっかく綺麗に仕上がっている目透かし張りのシナベニヤの壁が鋸目だらけでつぎはぎになるのが残念。泣きたいです…