地質調査の結果、土地の地下5メートルぐらいのところには固い地盤があるのですが、その上はところどころ軟らかい地層があって、不同沈下などのおそれがあることがわかっていたので、まず地盤改良の工事が必要です。
地盤改良としては、鋼管の杭を打ち込んでその上に土台を固定する小口径鋼管杭工法と、柱状に穴を掘ってそこにセメントを流し込んでコンクリートパイルを作る柱状改良工法があるそうですが、我が家の工事で採用されたのは前者。
工藤建設さんからの週報で、地盤改良が終わったというので見に行ってみましたが、鉄パイプを打ち込んだ跡の穴が見えるだけでした。
鉄パイプを埋めて土台を支えると聞くと、パイプが錆びてぼろぼろになるんじゃないかなどと思ったのですが、この用途で使う鋼管は、地中に埋めた場合、腐食するのは外側だけで、「腐食代(しろ)」も100年で2ミリぐらいなんだそうです。鋼管の厚みは5〜6ミリあるそうなので、十分長い間支えてくれるようです。