ビルダーの工藤建設(フローレンスガーデン)と建築の工事請負契約を結びました。
着手金として、現時点での本体工事見積もり金額の10%を事前に銀行振り込み。それから、契約書に貼る収入印紙15,000円を郵便局で買って持参。
この時点でまだフラット35の借り入れ内定は出ていません。土地の契約はローン特約がついていて、万一契約後にローンが通らないことが分かった場合には手付け金は全額戻って来ますが、工事請負契約にはそういう特約はないので、もしローンが承認されなかったら、その時点までにかかった設計の費用などの実費は戻って来ません。
ハウスメーカーを決めました。工藤建設という横浜の中堅ゼネコン。出自は浄化槽まわりの建設だそうなのですが、横浜市営地下鉄などを手がけていたりする「土いじり」が得意な建設業者さんです。
ここがフローレンスガーデンというブランド名で、輸入住宅の建築を行っています。
ここのウリは、得意な土いじりを生かした、独自の工法でつくる地下室。建物の基礎部分を鉄筋コンクリートの箱で作って地中に沈め、その上に2×6(ツーバイシックス)の高気密・高断熱木造住宅を載せる構造です。
ローンを組んで土地の購入から建物の建築までを一気に行う場合、気に入った土地が見つかってから施工業者を探し始めるのはロスがあります。
土地を手に入れた時点で土地購入資金の借り入れが発生しますので、その時点から土地代金分の利息支払いが開始されます。家ができあがるまでの期間が延びれば、延びただけ利息の支払いが余計に必要ですし、もし今住んでいる家が借家だったり、持ち家でもローンが残っている場合は、竣工までの間は家賃やローンの支払いに加えて土地の利息支払いがダブルで必要になるのです。
ですから、土地が見つかったらできるだけ短い期間で建物に着工できるように、土地探しと並行して施工業者さんの選定と見積もりづくりを進めておくのがよいと思います。