国土交通省土地鑑定委員会事務局(土地・水資源局地価調査課地価公示室)というところから「アンケート調査ご協力のお願い」と印刷された茶封筒が郵送されてきました。
不動産を登記すると自動的に送られてくるものらしく、購入した土地の契約日、取引価格、実測面積などを記入して送り返してくれ、とあります。
集めた情報は、回答者や物件の詳細な場所などが分からないようにして「ホームページ」で公表しているとのこと。その「ホームページ」が土地総合情報システム。
これ、なかなか使えます。これから不動産を買おうと思っている人、必見。
昔からコジェネに未来を感じていたこともありまして、今回の新築でエネファームの導入をまじめに検討していましたが、やめることにしました。
停電の時のバックアップ電源にもならないどころか、これから先しばらく続くであろう計画停電期間中はずっと発電機能を停止していないといけないらしいことがわかったからです。
ちょっとショックでした。
地下室には私の工作室兼仕事部屋とオーディオルームを作ることにしました。
オーディオルームやホームシアターを作る際の音響についての配慮について少し書いていこうと思いますが、今日はその1。防音工事の種類と意味の違いについて。一言で防音工事と言いますが、リスニングルームの音響工事には大きく分けて二つの種類があります。
ひとつは防音、あるいは遮音。部屋の中で大きな音を立ててもいいように、また、逆に外の騒音が音楽の邪魔にならないように、部屋の外と中の間で音が漏れないようにする工事。
もう一つは吸音。部屋の中でスピーカーから出た音が適度に反射され、でも反射されすぎてビンビン鳴ってしまわないように、壁や床や天井の音の反射と吸収をコントロールする工事です。
化粧合板の不自然な感じが好きでないので、床のフローリングはぜひ無垢材をと思っていました。しかし、ハウスメーカーのおすすめは合板やMDFに表面だけ銘木の薄い突板を貼ったもの。
無垢材は高いというイメージでしたが、国産材だと材料費だけで1㎡あたり7、8千円から、上等なチークやカリンだと1万円オーバー、ロシアの材木を中国で加工したような輸入材のナラとかカバだと3千円ぐらいから、というのが相場みたいです。同じ無垢でも一枚物は高くて、ユニといわれる縦や横に継いだ集成材だと安い。合板のちょっといいやつとそんなに価格は変わりません。
無垢材の弱点は施工の技術がいることと製品の安定性のようです。無垢材は季節によって伸び縮みするので、その分を逃がす「あそび」を持たせて施工しないと、板が伸びたときに反り上がったりします。施工業者の腕や製品のばらつきで、あとからクレームになるリスクを考えると、ハウスメーカーは品質が安定していて施工技術にも左右されにくい突板合板を選びたいみたい。
さらに、床暖房で下から暖めると一枚物の無垢材では反りや伸縮がどうしても避けられないようです。床暖房対応をうたっているものはたいてい複層合板に突板・挽板を貼ったもの(薄い板でもごく薄くスライスしたのが突板、製材機で挽き割ったのが挽板)や集成材だったり、芯までしっかり乾燥させる加工をしていたり、裏に溝を入れて反りを防いでいたり、もともと収縮が起こりにくい素材を選んでいたりします。なので、床暖房対応の無垢のフローリングは選択肢が少なく値段も高めです。