地下室には私の工作室兼仕事部屋とオーディオルームを作ることにしました。
オーディオルームやホームシアターを作る際の音響についての配慮について少し書いていこうと思いますが、今日はその1。防音工事の種類と意味の違いについて。一言で防音工事と言いますが、リスニングルームの音響工事には大きく分けて二つの種類があります。
ひとつは防音、あるいは遮音。部屋の中で大きな音を立ててもいいように、また、逆に外の騒音が音楽の邪魔にならないように、部屋の外と中の間で音が漏れないようにする工事。
もう一つは吸音。部屋の中でスピーカーから出た音が適度に反射され、でも反射されすぎてビンビン鳴ってしまわないように、壁や床や天井の音の反射と吸収をコントロールする工事です。